肌分析を用いたヘルスケアカウンセリング
肌にあらわれる不調のサイン
東洋医学では、“肌は内臓のゴミ箱”という考え方があります。
体の内側にある内臓の不調は、目で見ることはできません。その代わり、体はその不調のサインを肌に現して、「大きな病気になる前に気付いてもらおう!」とアピールしているのです。内臓の要らないものを肌から出そうとしていると考え、古代から肌分析を治療の判断材料として活用してきました。
肌に現れるサインとは、ニキビや湿疹、肝斑などのシミ、ソバカス、ホクロ、シワ、たるみ、毛穴の広がり、乾燥肌、オイリー肌などがあります。
それだけでなく、舌や目、爪、手や足にも様々なサインを出しています。
体は食べたものでできている
これらのサインは、主にあなたが“何を食べ過ぎているのか?”と、“内臓のどこに不調を抱えているのか?”を教えてくれています。
『体は食べたものでできている(You are what you eat.)』と言われていますから、肌に現れるサイン=肌トラブルも、食べたものの結果なのです。
ですから、外側からお薬や化粧品で対処しても、体の内側(=内臓)の不調が改善されなければ、何度も繰り返し同じところに同じような肌トラブルとして現れていきます。
体は食べたものでできている
東洋医学の肌分析の手法によって、患者様のお肌を見させて頂き、薬膳理論に基づいたお一人お一人の内臓の状態を整える食材や調理法のアドバイスや、肌のサインが訴えている食べ過ぎ食材をご提示させて頂きます。
これは治療ではなく、あくまで患者様ご自身が食生活を改善して頂くことで、体に負担なく体質改善を目指すものです。
あたなの体の専門家は、あくまであなたご自身です。お肌の大変な時に一時的にお薬を使うことは、QOLを保つうえで必要ではありますが、一生お薬に頼り続けることは根本的な解決策ではないと考えます。
自分の体は自分で「ご機嫌」に
“食”という字は、「人を良くする」と書きます。
今、あなたの肌にサインが現れているということは、食生活を見直すチャンスを与えてくれていると思いませんか?
難しい調理法も、馴染みのない漢方食材も、特殊なサプリメントも必要ありません。毎日の食事ですから、続けられることが大事。
自分で自分の体をご機嫌に保つ食事の仕方を、あなたの肌トラブルを元に身に付けていきましょう。