ボトックス治療
ボトックス治療とは
ボトックス治療・ボトックス注射とは、ボツリヌス菌の作り出すボツリヌス毒素を直接皮膚や筋肉に注射することで、筋肉を弛緩させる治療です。表情筋が作り出すしわが目立たなくなります。※表情を作っていないときにも出る、皮膚に刻まれてしまった深いしわには効果がありません。
ボトックス治療は表情筋に直接注射し、神経の伝達物質を放出させないことによって筋肉を動かす指令が筋肉に届かなくなることで筋肉の動きを止め、弛緩させます。
マイクロボトックスは、ごく微量のボツリヌス毒素を皮膚の浅い部分に打つことによって、皮膚のハリやたるみ、ちりめんじわや毛穴などを改善させる治療です。
使用するボツリヌス菌毒素の量がマイクロボトックスでは非常に少ないですが、注射箇所が多くなります。全顔ではトータルで約80~100か所の注射を行います。
腋窩多汗症に対するボトックス治療は、薬液の量はマイクロボトックスの約100倍ほど使用しますが、たくさん注射するという点ではマイクロボトックスに似ています。
いずれも注射部位の痛みがありますので、麻酔をお勧めしております。(麻酔代別途。ご来院してからの麻酔には約1時間かかります)
こんな症状の方におすすめです
- 眉間・額・眉尻のシワが気になる
- ほうれい線、たるみをリフトアップさせたい
- わきが・多汗症
当院のボトックス治療の特徴
韓国のFDAと言われている機関から認定を受けている、安全性の高いニューロノックスという薬剤を使用しています。日本の厚生労働省による認可を受けた薬剤(アラガン社のBotox VISTA)に比し、安価で行うことができます。例えば腋窩多汗症の治療では、保険診療で保険がきいても3割負担で約42,000円の診療費がかかります。また、保険診療に対しては、麻酔を併用することは不可となっております。
しっかりと麻酔が効くまで待っていただいてから施術に入りますので、苦痛は最小限に抑えられます。
また、通常のボトックス治療においては、筋肉の動きを抑制する効果にご満足いただけなかった場合には、3週間以内であれば再診料1,500円のみで追加の注射を行っております。
丁寧に患者さまと向き合いますので、ご不安がある場合にはしっかりと医師と相談の上施術をお受け下さい。
ボトックス治療の流れ
お問い合わせ・予約
お電話または予約専用ページより診察の予約ができます。まずは美容初診のカウンセリングにてご予約をお取りください。お電話でのご予約も承ります。
診察、カウンセリング
患者様が治療後どのような状態を希望されているか、丁寧にヒアリングします。
注射
薬剤を注射します。お痛みのある場合は遠慮せず医師に伝えてください。
治療終了
治療後のダウンタイム(休憩が必要な時間)はほとんどありませんので、治療後はすぐに日常生活に戻っていただくことができます。
治療時の注意点・副作用
治療後、次のような副作用が起こる場合があります。注射そのものの痛み・内出血のほか、多くは薬剤が効きすぎることによるものです。
基本的にはボトックスの効果は一時的なものですので、2週間ほどで症状は消失することが多いです。万が一、気になる症状が長引く場合には医師にご相談ください。
- 注射のときの痛み
- 注射をすることによる内出血(目立たなくなるまでに数週間かかることがあります)
- 頭痛、表情のこわばり
- 皮膚のたるみ